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ANAマイルをANA SKY コインに交換する仕組みと交換レートの読み方

ANAマイルをANA SKY コインに交換する仕組みと交換レートの読み方

ANAマイルは、特典航空券に届かなくても無駄にしなくて済みます。その受け皿のひとつが「ANA SKY コイン(スカイコイン)」です。1コイン=1円相当で、ANAの航空券や旅行商品の支払いにそのまま使えます。

レートの読み方を先に出します。9,999マイル以下なら1マイル=1コインの等価交換。10,000マイル以上なら1.2倍からスタートして、カードのグレード次第で最大1.7倍まで伸びます。つまり「まとめて交換するほど得」という構造です。

もうひとつ、覚えておくと得をする場面があります。国内線がセールで安いときは、特典航空券を使うより、その運賃をスカイコインで払ったほうが少ないマイルで乗れることがあります。倍率の高いカードを持っているならなおさらです。

我が家は家族4人分のマイルをやりくりする家計派です。スカイコインは「特典航空券が取れなかった分の保険」くらいの位置づけで見ています。期限が近い端数マイルを失効させるより、現金の代わりに旅費へ充てる。そう割り切ると使いやすい制度です。

本記事の数値はANA公式サイトで確認しています(確認日: 2026年6月12日)。※本記事は正確を期していますが、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。

この記事のポイント

  • ANA SKY コインは1コイン=1円相当の電子クーポンで、ANA航空券・旅行商品の支払いに使える
  • 9,999マイル以下の交換レートは等価(1マイル=1コイン)、1マイルから交換可能
  • 10,000マイル以上は10,000マイル単位で交換でき、倍率は1.2倍〜1.7倍(カード・ステータス別)
  • ANA一般カードの例:10,000マイル→12,000コイン/20,000マイル→26,000コイン/30,000マイル→42,000コイン/40,000マイル→60,000コイン
  • 国内線セールで運賃が安いときは、特典航空券よりスカイコイン払いのほうが少ないマイルで乗れることがある
  • 最大200,000マイルまで一度に交換可能
  • 有効期限は交換月より12カ月目の末日
  • 使い道はANA公式サイト・アプリ内のみ。一度交換するとマイルには戻せない

ANA SKY コインとは

スカイコインは、ANAグループの電子クーポンです。1コイン=1円相当で、ANAウェブサイトとANAアプリで航空券・旅行商品の代金に充当できます。現金との併用もできるので、足りない分だけ埋める使い方ができます。

特典航空券のように「必要マイル数に達したら申し込む」しくみではありません。支払いの一部に任意の金額分を充てる形なので、端数マイルを少しずつ消化したり、複数の購入に分けて使い切ったりできます。

交換レートの基本構造

マイルからスカイコインへのレートは、交換するマイル数ANAカードの種別・会員ステータスの組み合わせで決まります。ここが特典航空券とは違う、独特なところです。

9,999マイル以下の交換

9,999マイル以下なら、レートは**1マイル=1コイン(等価)**です。下限は1マイルから。1コイン=1円相当なので、3,000マイルを交換すれば3,000コイン=3,000円分になります。

このレートは、国際線ビジネスクラスなど高価値な特典航空券にマイルを使った場合と比べると見劣りします。失効を防ぐための最後の手段、という使い方が現実的です。マイルの期限そのものが気になる人はANAマイルの有効期限と失効対策も合わせて読んでみてください。

10,000マイル以上の交換:倍率テーブル

10,000マイル以上は10,000マイル単位での交換になり、レートが等価を超えます。倍率は交換するマイル数カード種別・会員ステータスの組み合わせで決まり、最大1.7倍まで上がります。

全ステータスの「交換後コイン数(倍率)」を1枚にまとめました(ANA公式サイトの交換倍率表より。2026年6月20日確認)。数値が受け取れるスカイコイン数、カッコ内が倍率です。

交換マイル数ダイヤ/プラチナ/ブロンズ会員SFC/プレミアムゴールドワイド/一般/モバイルプラスAMCカード
1〜9,999等価(1.0倍)等価(1.0倍)等価(1.0倍)等価(1.0倍)等価(1.0倍)
10,00013,000(1.3倍)12,000(1.2倍)12,000(1.2倍)12,000(1.2倍)12,000(1.2倍)
20,00028,000(1.4倍)26,000(1.3倍)26,000(1.3倍)26,000(1.3倍)24,000(1.2倍)
30,00045,000(1.5倍)42,000(1.4倍)42,000(1.4倍)42,000(1.4倍)36,000(1.2倍)
40,00064,000(1.6倍)60,000(1.5倍)60,000(1.5倍)60,000(1.5倍)48,000(1.2倍)
50,000〜200,00085,000〜340,000(1.7倍)80,000〜320,000(1.6倍)80,000〜320,000(1.6倍)75,000〜300,000(1.5倍)60,000〜240,000(1.2倍)

表の見方はこの3つだけ。

  • 数値は受け取れるコイン数、カッコ内が倍率(コイン数=交換マイル数×倍率)
  • 縦に見る:同じカードでも、交換するマイル数が多いほどコインが増える
  • 横に見る:同じマイル数でも、上位ステータス・上位カードほどお得(最大1.7倍)

一度に交換できる上限は200,000マイル。ANAマイレージクラブカード(一般のAMCカード)は交換マイル数にかかわらず一律1.2倍です。

自分のカード・ステータスで適用される倍率は、ANAマイレージクラブにログイン後の「ANA SKY コイン交換シミュレーター」でも確認できます。交換したいマイル数を入れてステータスを選ぶと結果が出るので、申し込み前に一度回しておくと安心です。

スカイコイン交換シミュレーター

公式のシミュレーターはログインが必要ですが、ここではログインなしで試せます。上の倍率表をそのまま計算機にしたものです。交換したいマイル数を入れて、カード・ステータスを選ぶと、受け取れるコイン数がすぐ出ます。

ANA SKY コイン 交換シミュレーター
マイル
ステータス・カード種別を選択

ANA公式の交換倍率表(2026年6月確認)にもとづく試算です。10,000マイル以上は10,000マイル単位での交換、9,999マイル以下は等価交換。実際の交換可否・付与コイン数は必ずANA公式サイトでご確認ください。

具体的な交換手順

交換はオンラインで完結します。

1. ANAウェブサイトにログインする

ANAマイレージクラブのお客様番号(10桁)とWebパスワードでログインします。

2. 「マイルを使う」→「ANA SKY コインに交換する」を選ぶ

会員専用メニューからスカイコインの交換ページへ進みます。

3. 交換マイル数を入力する

9,999マイル以下は任意のマイル数、10,000マイル以上は10,000マイル単位で入力します。

4. 交換レートを確認して申し込む

ステータス・カード種別が自動で反映され、受取コイン数が画面に出ます。内容を確認して申し込みます。

5. スカイコインを受け取る

交換が完了するとコインが付与されます。付与のタイミングはANA公式サイトで確認できます。

スカイコインの有効期限

マイルから交換したスカイコインの有効期限は、交換月より12カ月目の末日です。2026年6月に交換したなら、有効期限は2027年6月30日の23:59(日本時間)になります。

期限を過ぎたコインは払い戻しできません。期限内なら複数の購入に分けて少しずつ使えるので、消化のメドが立ってから交換するのが安全です。キャンペーンで付与される特典スカイコインは期限が異なる場合があるので、明細画面で個別に確認しておきたいところです。

スカイコインの使い道

使える主な場面はこちらです。

ANA国内線・国際線航空券の購入

ANAウェブサイトとANAアプリでの通常の航空券購入に充当できます。特典航空券と違い、空席があれば基本的にどの日程・路線でも使えるのが強みです。航空券代の差額をコインで埋める、という使い方が典型です。

ANA旅行商品(パッケージツアー・宿泊プラン)の支払い

ANAトラベラーズの国内・海外パッケージや宿泊プランの支払いにも使えます。

注意:使える場所はANA公式に限定される

コインはANA公式サイト・アプリ内の購入にしか使えません。ANAカードの請求額へのキャッシュバックや、別ポイントへの再交換はできません。一度コインにしたマイルは元に戻せないので、使い道と利用タイミングを確かめてから交換してください。

マイルをスカイコインに交換する際の考え方

マイルの価値は、何に使うかで大きく変わります。国際線ビジネスクラスなど高額路線の特典航空券に充てれば、1マイルあたりの価値は高くなりやすい。スカイコインへの交換は1マイル=1.0〜1.7円相当なので、取りたい路線と日程が確保できているなら特典航空券を優先するのが基本線です。マイルの使い道全体はANAマイルの使い道まとめで整理しています。

一方、こんな状況ではスカイコインへの交換が有力です。

  • マイルの期限が近いが、特典航空券には足りない
  • 端数マイルが余っていて、特典航空券の予定がない
  • ANAカードのグレードやステータスが高く、1.5倍以上で交換できる
  • 国内線のセールで運賃が安く、特典航空券よりコイン払いのほうが少ないマイルで乗れる

特に見落としがちなのが、国内線のセールです。セールで運賃が大きく下がっているときは、片道6,000マイルからの特典航空券を使うより、その安い運賃をスカイコインで払ったほうが、結果的に少ないマイルで乗れることがあります。倍率の高いカードを持っているならなおさらです。安いセールを見つけたら、「特典航空券」と「セール運賃をコイン払い」のどちらが得か、両方を見比べてから決めると失敗しません。

10,000マイル以上まとめるほど倍率が上がるので、端数をこまめに交換するより、ある程度ためてから一度に交換したほうが得です。ただし戻せないので、特典航空券の予約計画がある人は慎重に。なお、そもそものポイントからマイルへの移行方式が気になる人はANAカードのポイントをマイルに移行する方法も参考にどうぞ。

最後に

要点をもう一度だけ。

  • スカイコインは1コイン=1円相当。ANAの航空券・旅行商品に使える
  • 9,999マイル以下は等価、10,000マイル以上は1.2〜1.7倍。まとめるほど得
  • 有効期限は交換月の12カ月目末日。戻せない・ANA公式内限定

我が家なら、まず特典航空券を狙います。それでも期限切れが見えてきたマイルや、特典に届かない端数は、迷わずスカイコインへ。倍率が高いカードを持っているなら、まとめて交換して家族の旅費に充てる。「失効ゼロ」を優先する家計派には、十分すぎる出口だと思っています。


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出典: ANA公式サイト(2026年6月12日確認)

※マイル数・年会費・移行レート等の制度・条件は改定される場合があります。ご利用前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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