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JALは360日前0時・ANAは355日前9時。特典航空券の予約開始を徹底比較

JALは360日前0時・ANAは355日前9時。特典航空券の予約開始を徹底比較

特典航空券の予約開始は、JALとANAでルールがまったく違います。JALは搭乗日の360日前の午前0時。ANAは355日前の午前9時です。

つまり同じ日に乗る便でも、JALのほうが5日早く、しかも深夜0時の時点で予約が開けます。家族4人分の席をまとめて取るなら、この差は大きい。

ただし話は単純じゃありません。ANA国内線は2026年5月19日搭乗分から開始時刻が9:30から9:00に変わったばかりで、古い情報がネットに残っています。それに「取ったあとの変更しやすさ」では、逆にANAに分がある場面もあります。

夏休みや年末年始に家族分の席を確保したいパパ・ママ向けに、予約開始日・時刻、変更・取消の条件、誰のマイルで家族の席を取れるかまで、公式情報を表で整理しました。

私は2児のパパで、家族4人の旅行をマイルでやりくりしています。席が1つ足りないだけで旅行が崩れる怖さは、毎回味わっている側です。

本記事の情報はANA・JAL公式サイト(2026年6月11日確認)に基づきます。※本記事は正確を期していますが、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。

この記事のポイント

  • JALの特典航空券は国内線・国際線とも「360日前の午前0:00」から予約できる
  • ANAは355日前の午前9:00から。国内線は2026年5月19日以降搭乗分が9:00(5月18日までは9:30)、国際線は従来から9:00
  • ANA国際線の往復は「往復同時予約・発券」が条件。実質、復路の355日前が開始日になる
  • 予約後の変更はJALが不可、ANAは同一区間なら搭乗日の変更が無料
  • 取消手数料はJAL国内線1,000円・国際線3,100円。ANAは「3,000円か3,000マイル」の選択制(適用時期に条件あり)
  • 家族の席は、JALは二親等以内+義兄弟姉妹の配偶者まで。ANAは事前の「特典利用者登録」が必要で最大10名
  • ANAの上級会員向け先行予約は終了済み。今は誰でも横一線のスタート

予約開始はJALが5日早く、時刻は深夜0時と朝9時に分かれる

最初に結論の表です。

項目JALANA
国内線の予約開始搭乗日の360日前 午前0:00搭乗日の355日前 午前9:00(2026/5/19以降搭乗分)
国内線の予約締切搭乗日前日の23:59搭乗日前日まで
国際線の予約開始搭乗日の360日前 午前0:00搭乗日の355日前 午前9:00
国際線の予約締切Webは出発48時間前・電話は24時間前第一区間出発の96時間前
往復のルール往復とも申込日から360日以内の旅程のみ往復同時予約・発券が条件

開始日で5日、開始時刻で9時間、JALが先行します。

ここで効いてくるのが生活時間帯です。JALの勝負どころは日付が変わる瞬間の深夜0時。ANAは朝9時。深夜に張れる人はJAL有利、朝型の人はANAのほうが戦いやすい。家族の席取りは「何日前か」だけじゃなく「何時に自分が端末の前にいられるか」で決まります。

ANA国内線は2026年5月19日搭乗分から「9:30→9:00」に変わった

ANA国内線の開始時刻は搭乗分で分かれます。

搭乗日予約開始時刻
2026年5月18日まで午前9:30
2026年5月19日以降午前9:00

この切替は国内線だけの話です。国際線は搭乗日による分岐がなく、従来から355日前の午前9:00です。

2026年6月時点で新しく予約が開く日付は、すべて5月19日より先。だから実務上は「ANAは国内・国際とも9:00スタート」と覚えて問題ありません。国内線を「9:30」と書いてある記事は古い情報です。

もう1つ。かつてあったプレミアムメンバー・SFC・ANAカード・ANAマイレージクラブ モバイルプラス会員向けの先行予約サービスは、2025年夏ダイヤの発売をもって終了しています(ANA公式サイトより)。今は上級会員も平会員も同じ9:00に並びます。SFCの現在の価値についてはSFCとプレミアムポイントの基本で整理しています。

一方JALには、JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員向けの先行予約が残っています。JALグループ国内線の特典航空券を、搭乗日の361日前の午後10時(日本時間)からWebで予約できます。一般の開始(360日前の午前0時)より2時間早く並べる計算です。単純往復以外の、Webで予約できない旅程は対象外です(JAL公式サイトより。2026年6月11日確認)。

国際線の往復は「実質の開始日」が違う

ここが一番誤解の多いポイントです。

ANA国際線は往復同時予約・発券が条件。往路の355日前になっても、復路の日付がまだ開いていなければ予約できません。つまり実質の開始日は「復路の355日前」です。

JAL国際線は「往復とも申込日から360日以内の旅程」が条件。こちらも往復で申し込むなら復路の360日前が基準になります。

家族旅行は帰りの日程から逆算するのが正解、ということです。たとえば1週間の旅程なら、行きの日ではなく帰りの日を起点に360日前(JAL)・355日前(ANA)をカレンダーに入れておく。我が家のカレンダーには搭乗日じゃなく「予約開始日」が先に書き込まれます。

ちなみに国内線の往復も、復路が予約開始日前の場合はJAL・ANAとも往復同時には取れません。往路だけ先に押さえて、復路は開いた日に取り足す動きになります。

変更・取消はANAが柔軟。子どもの発熱に強いのはどっちか

家族旅行の最大リスクは、直前の体調不良です。取ったあとのルールを比べます。

項目JALANA
予約変更(国内線)不可搭乗日・同一区間の便のみ変更可、手数料不要
変更の期限(国内線)変更希望便出発日の前日かつ予約便出発前
予約変更(国際線)発券後は不可搭乗日・同区間の便のみ変更可、手数料不要
取消手数料(国内線)1名1特典につき1,000円3,000円か3,000マイルの選択制(2026/5/19以降搭乗分)
取消手数料(国際線)航空券1冊につき3,100円3,000円か3,000マイルの選択制(2025/6/24以降の予約・発券分)

JALの特典航空券は予約変更ができません。日程をずらしたければ、いったん取り消して手数料を払い、新規で取り直し。取り直すタイミングで席が残っている保証はありません。

ANAは「同じ区間なら搭乗日の変更が無料」。子どもが前日に熱を出しても、同じ路線の翌日便に空席があれば無料でスライドできます。これは家族持ちには大きい。

ただしANAの変更にも壁があります。変えられるのは搭乗日と同一区間の便だけ。区間・搭乗者名・往復と片道の切り替えは不可です。東京(羽田・成田)と大阪(伊丹・関西・神戸)は相互利用できるので、羽田発を成田発に振るような変更は通ります(ANA公式サイトより)。

取消手数料でひとつ注目なのが、ANAの「3,000円か3,000マイルか選べる」仕組み。現金で払えばマイル残高を減らさずに済みます。マイルは取り消しても戻りますが、払い戻し時点で有効期限が切れていた分は戻りません。期限管理はANAマイルの有効期限でまとめています。

JAL側の払い戻しは全区間未使用が条件で、特典発行日から1年以内。国内線1,000円という手数料の安さ自体は魅力です。

誰のマイルで家族の席を取れるか

パパのマイルで家族4人分を取る。これができるかどうかの条件です。

項目JALANA
特典を使える範囲会員本人・配偶者・二親等以内の親族・義兄弟姉妹の配偶者会員本人・配偶者・同性パートナー・二親等以内の家族
事前手続き事前の登録制度はなし。名字が異なっても二親等以内なら利用できる「特典利用者登録」が必要。本人を除き最大10名
登録の変更・削除1名あたり5,000マイル(戸籍上の変更等は無料)

ANAで注意したいのは、特典利用者登録を済ませていないと家族の席が取れないこと。予約開始の朝9時に登録から始めていたら勝負になりません。登録は事前に。しかも変更・削除には1名5,000マイルかかるので、誰を10枠に入れるかは考えてから登録したほうがいい。

家族でマイルを合算したい場合、JALには「JALカード家族プログラム」があり、家族会員のマイルを合算して特典に交換できます。ANAの「ANAカードファミリーマイル」も同趣旨で、こちらはANAカード本会員限定。対象は生計同一・同居の配偶者(同性パートナー含む)と一親等以内の家族で、最大10名のマイルを合算して特典に交換できます(各社公式サイトより。2026年6月11日確認)。

そもそも家族分のマイルをどう貯めるかは、マイルを貯める基本(フライト+クレカ)から読むのが早いです。

繁忙期に取れなかったときの「敗者復活」も両社で別物

予約開始と同時に埋まる盆・正月。取れなかったあとの手段が、JALとANAでまったく違います。

  • 〈JAL〉特典航空券PLUS。基本マイル数の席が埋まっていても、予測残席に応じて変動する追加マイルを足せば予約できる仕組み。国内線・国際線とも対象(国際線ファーストクラスは対象外)
  • 〈ANA〉国際線の空席待ち。片道につき1便だけ登録でき、第一区間出発の14日前が預かり期限。確保できた場合のみメールが来る

性格が正反対です。JALは「マイルを多く払えば今すぐ確定」、ANAは「待てば取れるかもしれないが確定しない」。出発14日前まで結果が分からない空席待ちに家族旅行を乗せるのは、正直しんどい。確実性で選ぶならJALのPLUSです。ただし追加マイルは空席連動で変わるため、繁忙期はかなり重くなる前提でいてください。

JALで取るメリット・デメリット

メリット

  • 360日前の0時スタートで、ANAより5日早く枠の先頭に並べる
  • 国内線の取消手数料が1名1,000円と安い
  • 特典航空券PLUSがあるので、繁忙期でも追加マイル次第で席を確定できる

デメリット

  • 予約変更が一切できない。日程変更は取消→取り直しで、席を失うリスクがある
  • 国際線の取消は1冊3,100円。家族4人なら取消だけで12,400円
  • 勝負どころが深夜0時。寝かしつけ後にもう一山ある

ANAで取るメリット・デメリット

メリット

  • 同一区間なら搭乗日の変更が無料。子どもの体調不良に強い
  • 取消手数料を現金3,000円で払えば、マイル残高を守れる(適用時期の条件あり)
  • 朝9時スタートで生活リズムに乗せやすい

デメリット

  • 開始がJALより5日遅い。国際線は往復同時発券の縛りで、実質復路基準の355日前
  • 変更できるのは日付と同一区間の便だけ。区間や搭乗者の変更は不可
  • 敗者復活が国際線の空席待ちのみで、片道1便・直前まで結果が出ない

我が家はこう動く

家族4人分をまとめて取る前提で、私の運用はこうです。

帰りの日から逆算して、JALなら360日前、ANAなら355日前を先にカレンダーへ入れる。ANAの特典利用者登録は旅行を考え始めた時点で済ませておく。当日になってからでは間に合わないので。

日程が固い旅行(学校行事の振替休日に合わせる等)はJALの0時で先頭を取りにいく。5日早く動けるのは、4席連番が欲しい身には代えがたい。逆に子どもが小さくて日程が読みにくい旅行は、日付変更が無料のANAに寄せる。取ること自体より「取ったあと崩れないこと」が大事な場面があるからです。

最後に

  • JALは360日前の午前0:00、ANAは355日前の午前9:00から予約開始
  • ANA国内線は2026年5月19日搭乗分から9:00スタート(国際線は従来から9:00)。国内線の「9:30」は旧情報
  • 国際線の往復は両社とも実質「復路基準」で逆算する
  • 変更はJAL不可・ANAは同一区間の日付変更が無料
  • 取消はJAL国内1,000円・国際3,100円、ANAは3,000円か3,000マイルの選択制
  • ANAで家族の席を取るなら「特典利用者登録」を事前に。最大10名、変更・削除は5,000マイル

自分なら、こう割り切ります。日程が動かない旅はJALの0時に張る。日程が動きそうな旅はANAで取って、変更無料を保険にする。どちらか一社に絞らず、家族の予定の「固さ」でエアラインを使い分けるのが、4人分を取り切る現実解だと思っています。


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我が家はこの逆算カレンダー方式で、家族4人の旅行をマイルでやりくりしています。予約開始日の最新情報や席取りの実況は Instagram(@papa_miler)で発信中です。

出典: ANA・JAL公式サイト(2026年6月11日確認)

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