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ANA特典航空券の取り消しと払い戻しの手順を解説

ANA特典航空券の取り消しと払い戻しの手順を解説

苦労して貯めたマイルで特典航空券を取った。でも予定が変わってキャンセルする。このとき気になるのは「使ったマイルは戻ってくるのか」「手数料でどれだけ取られるのか」の2点だと思います。

結論から書きます。ANA特典航空券は、全区間が未使用なら払い戻せます。ただし国内線・国際線とも取消手数料は3,000マイル。往復を1区間ずつ発券していると、往路分+復路分で6,000マイル引かれることもあります。

私は2児のパパで、家族4人分の特典航空券をまとめて押さえることが多いです。子どもの体調や学校行事で予定がひっくり返るのは日常茶飯事なので、取り消しのコストは最初から計算に入れて申し込んでいます。

本記事の数値はANA公式サイトで確認しています(確認日: 2026年6月8日)。※本記事は正確を期していますが、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。

この記事のポイント

  • 払い戻しの大前提は「全区間が未使用」。1区間でも乗ると残りも戻らない
  • 取消手数料は国内線・国際線とも1名あたり3,000マイル
  • 往復を1区間ずつ発券していると往路+復路で計6,000マイル
  • 取消手数料は3,000円のクレジットカード払いも選べる(国際線は2025年6月24日以降の予約・発券分、国内線は2026年5月19日搭乗分から)
  • 国際線は出発便の出発前まで。時刻を過ぎると搭乗していなくても戻らない
  • 払戻申請は有効期間満了日の翌日から30日以内
  • 払い戻されたマイルの有効期限は払い戻し時点から36ヶ月後の月末にリセットされる

取り消し・払い戻しの基本条件

ANA特典航空券の払い戻しには、共通して次の条件が必要です。

すべての区間が未使用であること

特典航空券を構成するすべての区間が使われていない状態が前提です。1区間でも搭乗済みだと、残りの区間についても払い戻しを受けられません。

お客様のご都合による払い戻しは、国内線特典航空券がすべての区間で未使用の場合に限り、取消手数料マイル分を差し引いたうえで、マイルを口座にお戻しいたします

(ANA公式サイトより)

往復で申し込んだ場合、往路を使った後に復路だけを取り消すことはできません。旅行計画が変わってフライトを一度も使わない状態が、払い戻しの前提になります(ANA公式サイトより。2026年6月8日確認)。

取消手数料の仕組み

国内線特典航空券

ANA国内線特典航空券をお客様都合で取り消す場合、1名・1区間につき3,000マイルの取消手数料がかかります。

取消手数料マイルは、口座内の有効期限が近いマイルから自動で差し引かれます。たとえば羽田→大阪(1区間)を1名分取り消すなら、3,000マイルが手数料として引かれます(ANA公式サイトより。2026年6月8日確認)。

複数区間の取り消しについて

往路・復路をそれぞれ1区間として予約・発券している場合は、1名あたり往路分の3,000マイル+復路分の3,000マイルで、合計6,000マイルの手数料です。1区間ずつ予約・発券されたケースでは、1名・1区間につき3,000マイルが必要になると案内されています(ANA公式サイトより)。

ここは見落としやすいところです。「往復1枚だから手数料も1回分」と思い込んでいると、実際には倍引かれて慌てます。

ANAウェブサイトからの取り消しとクレジットカード払い

ANAウェブサイトから手続きする場合、取消手数料の支払い方法として3,000マイルに加え、クレジットカードによる3,000円の支払いも選べます。国内線でこの現金払いが選べるのは2026年5月19日搭乗分からです(ANA公式サイトより。2026年6月20日確認)。

マイル残高が少ないときや、マイルを残しておきたいときは、クレジットカード払いを選べば手数料を現金で支払えます。我が家は次の特典まであと少し、というときは迷わず現金で払います。

国際線特典航空券

ANA国際線特典航空券の取消手数料は1名あたり3,000マイルです(ANA公式サイトより)。国際線でも、2025年6月24日以降の予約・発券分なら、3,000マイルに加えてクレジットカードによる3,000円の支払いを選べます(ANA公式サイトより。2026年6月8日確認)。

国際線でも、払い戻しは出発前の手続きに限られます。出発便の時刻を過ぎると、たとえ搭乗していなくてもマイルの払い戻しができなくなるので注意してください。予約便の出発前までに取り消さなかった場合は払い戻しできない、と公式に明記されています(ANA公式サイトより。2026年6月8日確認)。

払い戻し申請の期限

払い戻しの申請には期限が設けられています。公式の案内では、払戻申請は特典航空券の有効期間満了日の翌日から起算して30日以内に限る、とされています(ANA公式サイトより)。

特典航空券の有効期間は発行日から1年間で、その最終日の翌日から数えて30日が申請のリミットです。旅行の予定をキャンセルしたら、その時点ですぐ払い戻し手続きを済ませておくと安心です。第一旅程便の出発後は払い戻しを受けられないので、出発前に完了させるのが前提になります。

マイルの有効期限そのものの管理が不安な人は、ANAマイルの有効期限と失効対策もあわせて読むと、戻ってきたマイルの使い切りまで見通せます。

ANAウェブサイトでの取り消し手順

手順1: ANAマイレージクラブにログイン

ANA公式サイト(ana.co.jp)にアクセスし、AMCの会員番号とパスワードでログインします。

手順2: 予約確認・変更画面を開く

ログイン後、「予約確認・変更」メニューから対象の特典航空券の予約を確認します。

手順3: 対象予約を選択

取り消したい特典航空券の予約詳細を開きます。予約番号や搭乗日・区間で絞り込めます。

手順4: 取り消し・払い戻し手続きを実行

取り消し対象が全区間未使用であることを確認のうえ、払い戻し手続きを進めます。手数料の支払い方法(3,000マイルまたはクレジットカード3,000円)を選んで手続きを完了させます。

未使用区間のうち一部の区間だけを払い戻す場合は、ANAウェブサイトでの手続きを受け付けてもらえません。そのときは「ANA国内線予約・案内センター」に電話で問い合わせる必要があります。

払い戻しマイルの有効期限

払い戻されたマイルには、新たに有効期限が設定されます。公式では、有効期限を払い戻し時点から36ヶ月後の月末までに設定したうえで、特典交換時と同じマイル口座グループに払い戻す、と案内されています(ANA公式サイトより)。

元の有効期限が近かったマイルも、払い戻し後は払い戻し実行時点から36ヶ月後の月末が新たな有効期限になります。つまり払い戻し手続きをすると、マイルの有効期限が実質的にリセットされます。失効間際のマイルで特典を取って取り消すと期限が延びる、という裏技的な見え方もしますが、取消手数料3,000マイルが先に引かれるので、損得は慎重に計算してください。

注意したいのは、国際線特典航空券の払い戻しでは、払い戻し時点ですでに有効期限が切れているマイルは口座に戻らない点です。払い戻し時点で有効期限を過ぎているマイルは払い戻しできない、と公式に明記されています(ANA公式サイトより。2026年6月8日確認)。

これは、特典に使ったマイルの元の有効期限がすでに失効している状況を指します。通常の使い方ではほとんど問題になりませんが、古いマイルを特典申し込みに使った直後に取り消しを考えているなら注意してください。

国内線と国際線の比較

項目国内線国際線
取消手数料3,000マイル/名・区間(またはCC3,000円)3,000マイル/名(またはCC3,000円)
払い戻しの条件全区間未使用全区間未使用、出発前のみ
Webでの手続き期限出発時刻前まで(一部区間の払い戻し不可)出発便出発前まで
払い戻しマイルの有効期限払い戻し時点から36ヶ月後の月末払い戻し時点から36ヶ月後の月末
有効期限切れマイルの払い戻し不可不可

手続き窓口

ANAウェブサイト 24時間対応。国内線は出発時刻前まで手続きできます(一部区間の払い戻しはウェブ不可)。

ANA国内線予約・案内センター(電話) 一部区間のみの払い戻しや、ウェブでの手続きが難しい場合に使います。

空港カウンター 出発当日に計画変更が生じたときの手続きはカウンターでも対応できます。ただし出発時刻前に手続きを完了させる必要があります。

特典申し込みと払い戻しの関係

特典航空券の申し込みは取消手数料分を差し引いてマイルが戻るので、旅行予定が不確実な時期に申し込むなら、取消手数料分のマイルが目減りすることを頭に入れておきたいところです。

たとえば往復特典航空券(2区間)を1名で申し込んで取り消すと、合計6,000マイルが手数料として差し引かれます。申し込み時に必要マイル数だけを確認し、取り消しコストを考えないまま申し込むと、後から想定外のマイル消費が発生することがあります。そもそも何マイルで取れるのか、予約の入口を確認したい人はANA国内線特典航空券の予約手順を先に見ておくと流れがつかめます。

一方で、一度も変更や取り消しをしておらず、かつ全区間未使用なら、払い戻し手続き自体はANAウェブサイトから比較的シンプルに完了できます。

最後に

要点をもう一度並べます。

  • 払い戻せるのは全区間未使用のときだけ。1区間でも乗ったら戻らない
  • 取消手数料は国内線・国際線とも1名3,000マイル。往復1区間ずつなら計6,000マイル
  • 3,000円のクレカ払いも選べる(国際線は2025年6月24日以降の予約・発券分、国内線は2026年5月19日搭乗分から)
  • 国際線は出発前まで。過ぎたら搭乗していなくても戻らない
  • 戻ったマイルの有効期限は払い戻し時点から36ヶ月後の月末にリセット

我が家のスタンスは「子連れの予定は変わる前提で、取消手数料を旅行コストに織り込んでおく」です。マイル残高に余裕があれば3,000マイルで、次の特典が目前なら3,000円の現金で。どちらで払うかをその都度決めるだけで、無駄に焦らずに済みます。


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出典: ANA公式サイト(2026年6月8日確認)

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小学生2人の子を持つパパ。家族4人で旅行をお得に楽しむためにマイルやポイントを使っています。